いのこの里市民共同発電所
発電実績
「いのこの里市民共同発電所」が誕生!
~特別養護老人ホーム「いのこの里」で点灯式を開催~
一般社団法人 市民共同発電サンサンすいたと社会福祉法人 こばと会は、吹田市の特別養護老人ホーム「いのこの里」に太陽光発電設備を設置したことを記念し、2025年4月12日に点灯式を開催しました。
当日は、穏やかな天候に恵まれ、職員と入所者の方を含め約200名の参加でお祝いすることが出来ました。
いのこの里職員とサンサンすいた会員による「ひまわりサン体操」でにぎやかなオープニングの後、主催の社会福祉法人こばと会の正森理事長からの挨拶では、福祉と環境との関わりが強調されました。続いて、共同主催のサンサンすいたの井上代表理事からは実際に施設や地域の方々とのつながりができた喜びが語られました。
このプロジェクトは、市民が資金を出し合い、地域の施設に太陽光発電設備を設置する取り組みです。発電による収益は、施設の電力供給や地域の環境活動に還元され、災害時には非常用電源としても活用できます。
吹田市長からのお祝いのメッセージが読み上げられ、多くの来賓の紹介とともに、代表して元吹田市の環境審議会委員もされていて、サンサンすいたの立ち上げにもご協力していただいた、自然エネルギー市民の会代表の和田武さんから、ご挨拶を頂きました。
続いて、いのこの里市民共同発電建設にご協力いただいた多くの方のお名前を載せた、記念の額の贈呈式。サンサンすいた会員の金子さん・宮井さんから、いのこの里施設長の山本さんに渡されました。
市民共同発電所の電気を使っての手作りランプへの点灯が、入所者の方と職員の方によって行われました。 多くの方に見守られ、カウントダウンをし、点灯と同時に拍手を頂き、無事、いのこの里に市民共同発電が実現したことを、共に喜び合うことができた瞬間でした!
いのこの里の職員さん・育てる会の皆さん・地域の方々のご厚意とご協力で実現したお餅つき!参加者の中には、お餅つきを見るのは久しぶりという方も多くおられたのではないでしょうか。お餅つきを見て、ぜんざいを食べて歓談しながら、グループに分かれて順番に、屋上の太陽光発電設備の見学もしました。
終わりは、正森理事長と岩本さんによるギター演奏をバックに「あたりまえの地球」を皆で歌いました。自然にあふれた美しいあたりまえの地球を守っていくためにも、市民の力で、地域のコミュニティとともに、市民共同発電を広げていきたいと思いを新たにしました!
【ご来賓のみなさん(順不同)】
和田 武 様 (自然エネルギー市民の会 代表)
中村 庄和 様 (自然エネルギー市民の会事務局次長)
島田 和幸 様 (自然エネルギー市民の会事務局)
宮崎 学 様 (地球環境市民事務局長)
喜田 久美子 様 (NPO法人すいた市民環境会議副会長)
長岡 弘隆 様 (NPO法人すいた市民環境会議)
五十川 有香 様 (吹田市議会議員)
益田 洋平 様 (吹田市議会議員)
坂東 勇樹 様 (吹田市環境政策室主幹)
【メッセージをいただいたみなさん(順不同)】
吹田市長 後藤 圭二 様
吹田市議会議長 泉井 智弘 様
衆議院議員 奥下 剛光 様
元衆議院議員 とかしき なおみ 様
「いのこの里市民共同発電」工事見学会を開催
2025年3月8日(土)から「いのこの里市民共同発電所」設置工事が始まりました。これを機に、3月9日(日)、「いのこの里」工事見学会を開催、会員をはじめ建設にご協力いただいたいのこの里関係者、職員のみなさんにご参加いただき、交流を深めました。
井上代表理事が、気候危機の現状について報告。
いのこの里・山本施設長から、施設の成り立ちについて、クイズも交えてご紹介。
職員の方の引率で、施設内を見学。初めての方も多く「私も入りたいわ」との声も。
屋上では、太陽光パネルを設置するための架台が据え付けられていました。
設置を待つ太陽光パネル。2週間以内には完成予定です。
「いのこの里市民共同発電所」が始動しました
3月19日(水)工事がすべて終了、発電を開始しました。