さつき障害者作業所 市民共同発電プロジェクト いよいよ始動!ー調印式を開催
2月20日(金)午後2時から「くらしの支援センターみんなのき」 において、社会福祉法人さつき福祉会と一般社団法人市民共同発電サンサンすいたによる「太陽光発電設備設置に関する覚書」調印式が行われました。これにより、佐井寺に新築移転するさつき障害者作業所に太陽光発電による市民共同発電2号機設置をめざすプロジェクトが始動しました。
両法人代表が覚書に調印、握手を交わしたのち、さつき福祉会・鴨井理事長は、さつき福祉会のこれまでの歩み、さつき障害者作業所移転の経緯にふれながら、「サンサンすいたさんから提案をいただき、新しい建物に太陽光発電を設置することになり、地域の方々と力を合わせて環境に配慮した施設運営、また福祉避難所の機能も備えることができることは本当に喜ばしい」とあいさつ。
サンサンすいた・井上代表理事も、「地域でのつながりや支えあいも新たに育みながら、市民の共同で気候変動対策を進めていきたい」と今回の調印に至った感謝と今後の抱負を述べました。
その後、出席したなかまの会会長、家族会世話人会代表をはじめさつき福祉会関係者、また、サンサンすいた役員からそれぞれの思いが語られ、交流を深めることもできました。
出席いただいたみなさん、ありがとうございました。
地域から再エネを増やそう!
市民共同発電ミニ交流会in吹田を開催
1月24日(土)午後2時から市民公益活動センター・ラコルタにおいて、「地域から再エネを増やそう!市民共同発電ミニ交流会in吹田」を開催、北摂など近隣地域で市民共同発電をすすめる団体・グループを中心に31人が参加、それぞれの地域での取り組みや課題などを活発に交流しました。
開会にあたり、井上代表理事が「1号機設置にあたりみなさんの経験を学び、また多くの助言もいただいた。いまだに『太陽光』に対して拒否感を持つ方もいる。気候危機打開、再エネを広げるためつながるきっかけにしたい」と挨拶。
続いて、「城陽市での取り組み」として、NPO法人市民共同発電を広げる城陽の会・理事長の古家野辰也さんが報告。城陽市では、3・11東日本大震災をきっかけに同年「原発ゼロをめざす城陽の会」を発足、同時に再生可能エネルギーへの政策転換が必要と2012年「市民共同発電を広げる城陽の会」を結成、NPO法人化(2013年)をはかりながら取り組みが始まりました。とくに、会員からの設置協力金による「おひさま発電ゼロ円システム」により個人宅に11号機まで設置、2023年には京都農民会館に12号機を半額補助で設置しました。売電価格が低下し太陽光発電設備の設置が困難なもと、「節電所づくり」として熱電球とLED電球の無料交換会を2021年から実施、これまで白熱電球710個をLED電球に交換、CO2を30.9t削減、68,805kwh節電しました。最後に、PPA方式の拡大や次世代への継承などの課題も提起されました。
質疑応答の後、参加団体から活動報告(以下、概要のみ)。途中、コーヒーやお茶、クッキー・マドレーヌ(製造:ワークショップくすの木)も交えた休憩もはさみ、和やかに行われました。
【いけだエコスタッフ 副理事長 若生留美子さん】
行政が借り上げた商店街の一角でリユースショップを経営。その収益を市民共同発電設置資金にあて、5号機まで設置。
【新エネルギーをすすめる宝塚の会 理事長 橋本成隆さん】
市民出資で6つの発電所を設置。「里山体験」「薪炭林の活用」などを通じて参加層を広げたい。今後、廃棄物焼却場での発電計画があり市民に広げていきたい。
【あまっこ市民エネルギープロジェクト 理事長 広畑貞昭さん】
「原発の電気は使わない」という方たちから資金が集まり、発電所を2か所設置。コロナ禍でとくに環境教育が停滞。今後、地域経済活性化の視点が重要では。
【サンサンすいた 副理事長 鍵谷誠一さん】
(サンサンすいたの取り組みを紹介)
【ECOネットよどがわ 理事長 藤本百代さん】
大阪市内初の市民共同発電所を設置。「じぶん電気」ワークショップや最新の省エネハウスの見学会に取り組み、農園でのソーラーシェアリングなどにも取り組みたいと思っている。
【リアルにブルーアースおおさか 武田智津恵さん】
2つの発電所を設置。発電所は動かずしゃべらないので自分たちが様々な場所に出張っていき伝えることが大切。「おみくじクイズ」などで分かりやすく。
【自然エネルギー市民の会(PARE) 事務局次長 中村庄和さん】
「再エネの出力制御をやめよ」の運動を進めている。ソーラーシェアリング(紀の川市)、小水力発電(古座川市)、風力発電(さつま市)などを検討中。
質疑、意見交換では、報告の中でも多く出されていた課題―「どのように若い世代の参加を広げていくか」について、若い方々から「楽しくないと続かない」、「各地域で気候市民会議を開催することによって広げていけるのでは」、「大学とつながるというのも一つの手段」、「『環境』という視点だけでなく、まちづくりや防災、農村振興などからつながっていくことも」、「若者の側も高齢の方と一緒に何かやる経験がなく不安もあることも考慮して」などの貴重な意見を聞く機会となりました。
また、五十川吹田市議からは「気候危機自治体議員の会」の紹介があり、各自治体議員との連携も提起されました。
交流会閉会後も、会場のあちこちで引き続き意見交換をする姿が見られるなど、今後の交流、連携につながる取り組みとなりました。参加していただいたみなさん、ありがとうございました。